今週の水道関連ニュース

'20/1/20-26 の間で水道関連のニュースを拾い集めてみました。

1/23 水道管工事後の道路が陥没して車がはまる(千葉県八街市

磐田市内で水道水濁り、給水車を配備 水道管更新工事の影響静岡県磐田市

川をまたいだ水道管を点検 ドローン活用し実証実験大阪府堺市
ドローンの新たな活用として興味深い。浄水場でもゆくゆくは使われていくのかな?

「水道広域化」に高いハードル…施設の老朽度に格差、月6000円の料金差も

米水道水汚染は想定よりも深刻か、43カ所で「永遠の化学物質」検出

堺市と富田林市、水道事業で協定 検査など共同発注 /大阪

酒田で水道管破損、1582戸が断水 15時間後に復旧、住民困惑

建部などでCATV一時視聴不可 工事でケーブル切断

浄水装置実証実験へ 茅野の高部配水池で
SEE研究会という長野・諏訪地域の企業連合で開発しているようだ。調べてみると、LF膜とあるので、大口径膜を使っているようだ。実験を配水池の水に対して行っていること、紫外線を対抗技術として挙げている点で、目標設定がよくわからない。そのまま配水できるがクリプトが問題となる水源を対象としているのか?また紫外線での不活化率を99.9%としている点は誤解であり、いただけない。→「耐塩素性病原生物対策用装置」の開発・実用化

 水道管2本の接触原因か? 水道料は一部減免 和歌山市の断水騒動
和歌山市の続報。800mm でなく、150mm の方に穴が開いていたとのことだったが、原因としては、150mmの配水管と交差しているさらに細い配水管が、道路の振動でこすれたことと推定されている。もともと離して設置されていたが、振動で近づいてしまったらしい。

水処理関係

AIを活用した下水処理場向け曝気量制御技術を開発(三菱電機)
2020年度に事業化する、ということで、開発段階と言えそう。自社設備の入っているプラントに入れるのだろうね。

長野市の下水施設 2年後復旧へ
2年後、ですか。甚大な被害とその復旧だが、この被害は事前の浸水対策とどちらが安価か比較することになるのだろう。

西松建設、新潟大学/下水汚泥焼却灰からリン回収技術を開発/回収率82%に向上 [2020年1月24日3面]

リン回収はいくつも出ているがこれはどうか。別のソースで確かめたいところ。

その他

 ニュースではないけれど、水道とか水処理とかをキーワードに検索していると、求人サイトが出てくるなあ。その中で、某社の中途入社者の声で「中途入社が7割」という記載があり、意外でしたね。意外と知らないもんだ。