今週の水関係の話題(2020/2/3-2/9)
今週の水関係の話題
空気弁(150A)を交換するときに、工事業者が元弁を閉め忘れたとのこと。この記者発表の担当が「浄水課」であること、150mmの口径を15センチメートルと表現していることが面白いと思いました。配水課とかでなくて浄水課なのか・・・。
埼玉県営浄水場4か所で高度処理を導入する話。きっとオゾン・活性炭でしょう。
記事では臭気の話を出していました。昨年の水道研究発表会でも、利根川水系での臭気発生頻度の増加が報告されています。上流側のダム建設により利根川の流量が極めて安定して洪水の頻度が減ったため、河床で藻類が定着してしまうことが要因として考えられていました。透明度の上昇で太陽光が河床まで届くことも要因でしょう。また、平成24年の浄水障害の際に、高度浄水処理のある浄水場ではほとんど問題にならず、無かった千葉県の浄水場で飲用不可となる事態もあったので、そうした影響もあると思います。
井戸水の汚染らしいです。まあ色があってよかった・・・
ある程度の期間、職務を経験しないと専門家は育たないけれど、長いこといると癒着が起きる・・・。官製談合を防ぐために水道事業に長くいさせない政策を取っているところはおおく、水道事業管理者が68歳というのも、その下の適任者が育っていないから・・・とか?
佐千原浄水場中央監視設備更新及び運転管理事業について(愛知県一宮市)
中央監視設備もDBOだそうで。
東京もだいぶ冷えたのでこんなお知らせが。twitter の効果的な使い方かな。
【 #凍結 注意 】本日2/7(金)の朝は都内でも氷点下まで気温が下がりました。気象庁の予報によると、明日2/8(土)の朝も気温が低くなることが予想されています。水道管に保温材を巻き付けるなどの対策を行い、水道管の凍結に注意してください。 #東京都水道局 #凍結https://t.co/VprimEr4tJ pic.twitter.com/l3vS1zINd5
— 東京都水道局 (@tocho_suido) 2020年2月7日
富士経済、水処理膜や水処理関連サービスなど水処理関連の市場調査結果を発表
水処理膜市場は、世界では2025年に、2018年比で50%弱の増加、日本市場は7%の増加とのこと。水処理プラントは6%ほどの縮小とのことだが、ほんとかなあ?もっと主リンクしそうだけれど・・・
「持続可能な東京水道の実現に向けて東京水道長期戦略構想2020(素案)」
都民の皆様の御意見を募集します
日本で最大の水道事業体 東京都の長期戦略のパブリックコメント募集です。2020年3月15日まで。広域化も完了していて、子会社みたいな管理会社の統合も進めていて、日本の他の地域にはまねできそうもないですが・・・。しかし、コンクリート水槽の耐用年数は90年ですか。