今週の水関係の話題(2020/2/23-2/29)
コロナウイルス関係
各地の水道局から水道水からコロナウイルスに感染することはない旨の発表が行われています。塩素消毒をおこなっているので、コロナウイルスやインフルエンザウイルスは不活化されます。
北海道北斗市
コロナウイルスやインフルエンザウイルスなどに分類されるウイルスに対しては、一般的に塩素による消毒の効果が高いといわれています。身近な水道水で手洗い・うがいをして感染症予防の徹底をお願いします。
ですが、次に示す川辺町のお知らせの仕方はまずいと思います。水道水は安全だから安全だ、という論理構成です。北斗市のように、今の処理方法で十分対応できることを言わないと。
■水道用水への影響について
水道用水については、国が定める水道水質基準に適合した安全な水を供給しております。このため、適切に塩素消毒されている水道用水から新型コロナウィルスに感染することはありません。
水道関係
大仙市で8600戸が一時断水 水道管が破断、老朽化か
大仙市の発表はこちら「大曲地域の水道の状況について」。
毎週報道されますが、全国ニュースにはならないようですね。
古代ローマの水道で使われていた「バルブ」はどのようなものだったのか? (Gigazine)
ローマはやはり進んでいたのですね。加工しやすい鉛が使われていた。
土中の水道管「可視化」がもたらす破壊的インパクト
-漏水リスクと水道配管の資産価値を高精度で推定可能に- (JBpress)
フラクタ。毎週のように取り上げられますね。関心が高い。
大阪市水道局発注の工事に係る不適正施工問題について(終報)
おかしな発注をしていた市の責任はどこかに飛んだようですね。企業にとっては、大阪市は反社会勢力も同然。
水道料金の誤徴収10年以上続く システムに設定ミス 朝来市(神戸新聞)
これもまたお粗末。開栓月だけだからばれなかった。水道局の計算方法が間違っているとはなかなか思わないので難しいな。
「第3回水道モニター懇談会」の中止について(八尾市)
催しは中止ですが、こういうのをWeb会議でやってもよいとおもいます。
3市6町1地区で水道事業統合・佐賀西部広域水道企業団(佐賀新聞)
企業団議長の江里口秀次小城市長が「関係自治体で、40年間で260億円の削減効果が見込める。水道事業に割いていた人員を、人手が足りない部署に配属することができる」と話した。
重複していた業務を整理して効率化できるのでしょうが、水道事業でそんなヒトが余っているのでしょうか?この江里口という市長は、水道事業を厄介払いしたと思ってるのですね。あんまりこの地域、とくに小城市には住みたくないです。こういうトップのもとではインフラがいつか破たんします。
上水道ではなく、水路の名称につく「水道」の説明。中西良夫氏の論文「海峡地形の呼称について」が元になっているようだ。
17th EverythingAboutWater Expo 2020
インド・ニューデリーでの展示会。2020年07月29日 ~ 2020年07月31日
下水汚泥由来のガスで発電 ヤンマー、栃木で稼働
ヤンマーグループ企業が、栃木県野木町の思川浄化センターでバイオガス発電を開始した 。