本のメモ

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「共感」へのアプローチー文化人類学の第一歩、渥美一弥

人を知る法、待つことを知る正義ー東アフリカ農村からの法人類学、石田慎一郎

ヒトはなぜ協力するのか、トマセロ・マイケル、勁草書房

文化がヒトを進化させたー人類の反映と<文化ー遺伝子革命>、ジョセフ・ヘンリック

暗黙知の解剖、福島真人

悲しき熱帯、レヴィ・ストロース

野生の思考、レヴィ・ストロース

構造人類学レヴィ・ストロース

西大西洋の遠洋航海者、B.K.マリノフスキ

 

 

2020年のエンタメ・メディア関係

2020ドラマ

今年前半はドラマをいろいろ見ました。後半は本業がとても忙しくてドラマを見る時間もなくて。一番衝撃的だったのは、昨年のこの記事で1位に挙げた『W県警の悲劇』の主演 芦名星さんが亡くなられたことです・・・

今年はベスト10を。

  1. ノースライト
  2. MIU404
  3. 危険なビーナス
  4. タリオ 復讐(ふくしゅう)代行の2人 - NHK
  5. 岸辺露伴は動かない
  6. ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜
  7. 閻魔堂沙羅の推理奇譚 - NHK
  8. テセウスの船
  9. 恋はつづくよどこまでも
  10. 私の家政夫ナギサさん

世界観、描き方で、年末にNHKで放送された「ノースライト」を推します。「MIU404」は綾野剛×星野源菅田将暉で世界観も楽しめました。「危険なビーナス」は珍しく家族で一人だけハマりました。タリオ、岸辺露伴、ハムラアキラ、閻魔堂沙羅とNHKからちょっとわきに外れたけれど、力の入ったドラマが出てきてとてもよかったです。ハムラアキラ、沙羅は小説を知っていたので、好きな世界観であったこともあります。テセウスの船は、まだ1年たっていないことが信じられないくらいです。恋つづ、ナギサさんは面白かった

その他に楽しめた順では次の通り。
未解決の女 警視庁文書捜査官(Season2)
サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻Season2
麒麟がくる
駐在刑事 Season2
特捜9 シーズン3
警視庁・捜査一課長2020
刑事7人
遺留捜査
捜査会議はリビングで おかわり!
義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャ
ケイジとケンジ〜所轄と地検の24時〜

音楽

今年の収穫は、YOASOBI。夜に駆ける、群青は特によかった。巣ごもり中にヘビロテしてましたが、息子がはるか昔からハマっていたと逆マウントされましたね。Perfume“P.O.P”(Perfume Online Present) Festival (2020/9/21) で13:00過ぎから20:00頃までずっと楽しんでました。直前まで迷ってましたが、参加してほんとによかった。「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」はかなり久しぶりに映画館に行ってみてきました。Liveが開けないなか、最大限のLIVE体験だったと思います。在宅期間中は、Official髭男dismをひたすら聞いていた気がします。

順位があるわけではなく、今年の本であるわけでもないですが、今年読んだ本からいくつか。まず、ビブリア古書堂の事件手帖を全部読み、続いて誉田哲也さんの姫川玲子シリーズ、ジウシリーズにハマり、順繰りに読んでいきました。食わず嫌いはよくないですね。

大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件は科学ドキュメンタリー+謎解きでとても面白かった。Option B は Facebook COO Sheryl Sandberg の本。原書で少しずつ読みました。

2020年の振り返り

総括

今年は何といっても新型コロナウイルスの蔓延です。在宅勤務も一般的になりました。環境工学、衛生工学の関連では下水道疫学へのクローズアップが印象的です。

コロナウイルス対応のための働き方改革関連も印象的です。PC関連のツールも多数覚えました。こんなことになるとは思わずにテストを始めていたZoomを社外に布教するなどということもありました。Zoom、Google meets、MsTeams などのWeb会議ツールのサポートをしています。その後も、Office365対応、Teams導入、BOX・Dropboxの評価など、クラウド時代の新ツールの試用と布教をいろいろと行いました。

例年は各地の浄水場で調査をするのですが、現地に出向くこともできないので、移動も少なくなりました。それでも飛行機には乗りましたけど。

副次的に、欧米で開催される国際会議、Webinarへの参加が容易になりました。英語の各種発表をたくさん聞けるようになりました。

社外業務

日本技術士会での活動はかなり制限され、雌伏の1年(なにもしてないに等しい)でした。2年行っていた東京大学での非常勤講師は、今年は講義自体が休講となりました。ありがたいことに来年のオファーはいただいています。水道技術研究センターでの産官学研究プロジェクトは折り返し地点を過ぎましたがなかなかに厳しい状況。例年であれば、各地の浄水場で現地調査を行いますが、半数以上はZoomによるWeb会議調査となりました。

月別の話題

1月 内視鏡

2月 初京大。M教授最終講義。

3月 社外と初Zoom会議。

4月 緊急事態宣言。某案件受注。

5月 在宅勤務継続。南関東現場調査。

6月 在宅勤務継続

7月 徐々に通常勤務

8月 バーチャル下水道展

9月 現場実験

10月 とある面談。ある2案件の特急対応。某講師@鳥取

11月 入社以来の繁忙。缶詰数回。

12月 某案件に傷心。BOX、Teams に腐心。

YouTube

家にいる時間が増えたぶん、YouTubeを見る時間が増えてしまいました。前までは、Perfumeやその振りコピを見てましたが、昨年から今年にかけて、ゲーム実況、ストリートピアノ、中国語系、カップル系あたりに手を広げてみました。業務上の動画をYouTubeにあげたり、自分でExcelの使い方動画をあげてみたりもしてみましたので、YouTuberの生態、生き方もいろいろ調べ、感じるところがありました。根本は、好きを伝えることにあるのだろうとおもいます。

最近思うのは、迷惑YouTuberとカップル系YouTuberの対比です。視聴数を稼ぐにはどっきりとか驚かせる部分や、独自の視点が必要になると思いますが、そのときに迷惑系は関係ない人を巻き込まざるを得ないのに対して、カップル系は信頼関係のある相手にどっきりを仕掛ければよいので、被害は広がらない。そういう面はあるのだろうと思います。

中国語

とあるYouTuberさんのおすすめで、Duolingoというサービスが紹介されていて、中国語の勉強を始めてみました。はじめは日本語版でやっていたのですが、結構中途半端なところで終わってしまいました。ためしに英語版でやってみると分量が倍くらいあったので、そちらで続けて学んでいます。英語の出来が悪くてはねられることも多いのですが楽しく続けられていて、もうすぐ300日というところまで来ました。

図書館

今年はほぼ毎週図書館に行ってとっかえひっかえ本を借りたり調べたりしていました。どうしても読みたい本があって、東京都のOPACを見たら、地元の図書館と提携している図書館で所蔵していることがわかり、借りに行ってきました。いつもと違う図書館だと所蔵している本が全然異なっているので新たな出会いがありました。

夏本番 なのだけれど、雲が多くてまだましだった

日曜日

いまひとつやる気がでない1日で、ぼーっと過ごしておりました。

沖縄では最多の感染者数を更新していましたが東京はちょっと減少。検査機関のお休みや医療機関のお休みが原因かもしれません。

のじりさんは、直線増加が続いているとおっしゃっていますが、おおはまざきさんは検査能力の限界に近づいてきていて感染者数がこれ以上増えないと先週予測してその通りになっていたりします。減る要素は小さいけれど、僕の知っている周りの人は静かに過ごしているように思います。知り合い自体が少ないせいもありますが、直接の知人でコロナ陽性の方はいない模様。まあ時間の問題と思います。

地磁気逆転と「チバニアン

おもしろかったです。まだ半分ちょっとですけど、基本的事項からよく理解できました。読んでいたら息子も興味を持ってくれたみたい。理系なら高校生でも十分読みこなせるでしょう。

この本でなによりよいなと思ったのは、索引と参考文献が付いていること。参考文献はWebのみですので、いつかは無くなってしまうかもしれないけれど、探すのであれば、Webからpdfでとれた方がありがたい。実際、コピペ+googleで取れるものもあった。あとは、海外の研究者のお名前が、カタカナ+アルファベットで表記されていること。英米ならともかく、他の国だとカタカナにしてしまうと元の綴りを復元するのは困難なので、こうした配慮はとてもありがたいです。

 

神沼克伊『あしたの地震学』

地震学の歴史、明治期から最近までの地震学を形作ってきた考え方を詳細に記しており、とても面白かった。とくに、専門家が、一般人の関心が高い分野についてのコメントをする際の姿勢については、まさにいま進行中の新型コロナウイルスについての専門家の発言のあり方にも通じるものがある。

もう一つ、地震学の泰斗の一人、大森房吉に関するコメントが興味を引いた。

  • p38「大森は消火にも必要なので水道の整備を提案していた。」
  • p59「火災に備えて東京市の水道改良について義務を果たしたと自分を慰めている」

大森房吉は関東大震災のあとに亡くなったことからして、大森が水道改良に力を尽くしたのは、東京帝国大学教授中島鋭治が東京市の水道整備に力を発揮していただ時期と重なるように思う。少し調べてみると、「東京に地震が発生すれば、水道管の被害によって消防活動がうまくいかず大火災による被害を被ると当局にその対策を迫っていた」(目黒(2003)大正関東地震から80年を経て、地震工学研究の最先端)ということで、水道の配水管の改良のことと推定できる。

少し疑問もある。サブタイトルに「抗震力」へ、とあるのだが、抗震力について書いてあるのは最後の数ページ。その考えに至った過程は説明してあるのだが、ちょっと消化不良気味。また、今村明恒の姿勢を高く評価しているのだが、ちょっと筆が走っているように感じた。今村の地震予知はある意味当たっているが、それは偶然なのではないか?彼に続く学者の覚悟が足りない事を批判していることと矛盾しているように思う。