初級システムアドミニストレータ試験

いわゆる初級シスアド試験を受験しました。試験会場は八王子の工学院大学でした。家から近いということで選んでみましたが、これがまたへんぴなところにあって、八王子駅からバスで25分かかりました。会場選びは大失敗。
試験は、それほど難しくはなかったように思いましたが、一番印象に残ったのは、SQLの出題がほとんどなかったことでしょう。午前中の基礎知識を問う問題でも、午後の応用問題でも、SELECT文がひとことも出て来ませんでした。参考書ではかなり多くのページを割いて解説してあったのでかなり意外でしたが、いまどきSELECT文をたたける能力が、初級シスアドに必要とは思えないので、妥当と考えています。もう一つ感じたのは、基本的に知識の多少ではなく、読解能力の試験であったことです。この資格の目的は、業務のフローを理解して、それを整理して、コンピュータにやらせるための手伝いをすることだと考えれば、与えられた課題をしっかりと他人にわかるように翻訳する、つまり読解能力がこの資格に必要であるということなのでしょう。あんまり馴れていないので、かなり疲れました。