避難訓練

午前中には、マンションの避難訓練を実施した。参加住戸数が全住戸の5割を超えているのはすばらしく、消防署の担当者もちょっとびっくりしていた。避難した後も、通報訓練・消火器訓練・煙ハウスに加え、マンション備え付けの避難ばしごの実演と、実に充実していた。煙ハウスは、文京区の防災のページに説明があるように、煙の充満した迷路を歩くというもの。煙の量の関係か、しゃがんで歩いていたせいか、意外と視界があったのだが、おもしろい体験ができた。避難はしごはいわゆる縄ばしごと一緒だったが、非常に安定性が悪かった。先日仕事で水深3メートルのタンクに入ったときに縄ばしごを使ったときは非常に体力を消耗し、びっくりした。それと同じで、下で誰か押さえていないとおりるのすら困難で、実際に火事が起きた場合は、横方向に火元から遠くに逃げて、階段なんかでおりる、というのが正解だろう。